問題
3次元実ベクトル空間の元
3つのベクトルは全て線形独立であり、
グラムシュミットの直交化とは
あるベクトル群を直交座標に変換する手法です。
これにより、複雑な関数を人間が理解しやすい形に変換することができます。
例えば、xy項が含まれている2次形式の関数を座標変換し、x,yそれぞれの式の楕円体で表すことができます。

本記事で覚えたいこと
正規直交化の手順
- 既に直交しているベクトルを単位ベクトル
に変換する - グラムシュミットの直交化法により、新たに直交ベクトル
を以下の式で求める を単位ベクトルにする
補足
グラムシュミットの直交化法を平易な言語として置き換えると以上のようになりました。
式の意味は他サイト様の解説が充実しています。
一言で申し上げると、下図のようになります。正規直交基底に変換対象のベクトル

解答例
まず、
この2つの単位ベクトルを用いて、
よって、求める正規直交基底
最後に
固有値を用いて求めた固有ベクトルが、最初から直交していると限りません。このような時、本問の考え方を使います。
単に対角化するだけでなく、直交行列を用いての対角化を求められた際は、是非使用してみてください。
発展形として、2次形式に関する問題を下記記事で取り扱っています。
参考文献
文献ではなく動画ですが、、非常に分かりやすいです。(8:30~直交化の意味を解説する時間です。)