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電磁気学

可動コイル型電流計と正接電流計の計測原理

可動コイル型電流計永久磁石(N,S極)の間に回転できる可動コイルを設置する構成です。可動コイルに計測したい電流を流すと、電磁力によりコイルが回転します。電磁力は可動コイルに流す電流に比例することから、回転の大きさによって、計測する電流の値が分かるということですね。
電磁気学

【境界条件】磁性体境界面で発生する磁場の計算問題

磁性体とは磁化ベクトルを持つ物質を言います。磁化とは、物質内部で磁気双極子モーメントが発生することを言い、これにより、物質から外部へ磁場が発生します。現実に存在する物質は、大なり小なり磁化しますが、一般的には強く磁化される物質を磁性体と呼ぶことが多いです。
電磁気学

【例題付き】遠く離れた導体を接続したときの電荷の移動

基本事項は変わりません。接続した導体同士の電位は等しいことを念頭に解いていきます。また、本問の条件でにおいて導体は接地していませんので、接続前後で総電荷量は変わらないことにも注目します。
電気機器学

【照明】光度、照度とは?基本事項のまとめと問題解説

照明に関するパラメータ前提:光源、光束光を発するものを光源と言います。光源から発するエネルギーを放射束と言い、可視光線範囲の放射束を視覚的に測定した量を光束F(単位:ルーメン)と言います。
電気機器学

同期電動機の性質と調相機(V曲線)、始動方法の説明問題

同期電動機とは同期発電機を電動機として使用した機器になります。固定子巻線に三相交流を流し、発生した回転磁界により回転子が回転。トルクが発生し、仕事をする電気機器になります。
電気機器学

変圧器の並行運転の条件と負荷分担の計算問題

変圧器の並行運転とは読んで字のごとく、複数の変圧器で負荷に電力を供給する運転方法を言います。1台の変圧器では容量が足らない時に実施します。変圧器をただ複数接続するだけなのでは。とシンプルに思われるかもしれませんが、実際には様々な運転条件を満たす必要があります。
電気機器学

調速機の原理と安定性を制御モデルを用いて解説

調速機(ガバナ)とは発電機の回転周波数(発電周波数)を一定に保つための制御装置を言います。電力系統は、需要と供給が常に一致している必要があります。
制御工学

【制御工学】倒立振子の伝達関数と状態方程式の立式問題

倒立振子とは重心が支点の上にある運動系を指しています。上記の図のように、長さ2lの振子は、台車との接点を始点としています。重心は支点の上に存在するため、少しの外乱で横に傾いた時、重力に引っ張られて何もしないと倒れてしまいます。
制御工学

【制御工学】力学系(運動系)システムと伝達関数の計算

ある制御対象を目標値に制御するためには、制御対象を適切な数学モデルに変換する必要があります。例えば、下記のような運動系(ばね-ダンパ)を考えます。ダンパとは、振動・運動エネルギーを減衰する機械部品です。
電子回路

【MOSFET】非線形素子を含む電子回路の回路解析、解法

本問のようにグラフの特性を利用し、非線形素子のまま解く問題も出題されることがあります。経験さえしていれば問題無く得点できますので、本問で練習しましょう。なお、MOSFETだけでなく、バイポーラトランジスタを用いた場合でも同様の問題が出題されることがあります。
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