半導体デバイス

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半導体の光電効果の説明、使用用途、例題

光電効果とは 半導体素子に光を照射したとき、電流が流れる現象を言います。 特に試験では、PN接合半導体に対し光を入射したときの動作原理をバンド図で説明することが多いです。
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ドリフト電流、拡散電流とアインシュタインの関係式の導出

平衡状態のとき、(5)=(7)なので \begin{aligned}\dfrac{qD_{e}}{k_{B}T}=\mu_{e} \\ D_{e}=\dfrac{\mu_{e}k_{B}T}{q}\end{aligned} これをアインシュタインの関係式と言います。
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半導体の有効状態密度の導出と伝導帯電子の平均エネルギー

式(1)を改めて見てみると、\(N_{c}\)に\(\exp\left(-\dfrac{E_{c}-E_{F}}{kT}\right)\)をかけています。要は、式(1)を毎回積分して電子密度を求めるわけでなく、有効状態密度に伝導帯の底のエネルギー\(E_{c}\)をexp項に使用することで、手計算で簡単に求められる。と言うわけですね。
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半導体内の電気伝導(ドリフト電流、拡散電流)

ドリフト電流と拡散電流に大別されます。ドリフト電流は、半導体内の電場によって流れる電流です。拡散電流は、半導体内の電子の濃度勾配によって流れる電流です。下記にて、詳しく解説していきます。
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ショットキー接合、オーミック接合のバンド図

金属と半導体接合時に見られる現象です。両者の持つ仕事関数の大小関係により、整流性を示すか、オーム抵抗のように働くか決まります。 バンド図の大小関係により、この現象を説明することができます。
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npnバイポーラトランジスタの動作原理。特性向上のための方策と制約

npnバイポーラトランジスタの動作原理をバンド図を使用して説明せよ。また、特性を向上させるための施策、制約について述べよ。npnバイポーラトランジスタに関する問題は、論述形式で出題されることが多いです。本記事も、論述ベースで作成していきます。
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半導体のバンド構造、フェルミ準位まとめ

伝導帯の有効状態密度を\(N_{c}\)、価電子帯の有効状態密度を\(N_{v}\)とすると、ある温度で伝導帯に励起される電子の密度\(n\)と正孔の密度\(p\)は、以下のようになる。 \begin{cases}n=N_{c}\exp \left( -\dfrac{E_{c}-E_{f}}{kT}\right) \\ p=N_{v}\exp \left( -\dfrac{E_{f}-E_{v}}{kT}\right) \end{cases}
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【MOSFET】様々な領域におけるドレイン電流値の導出

本問は、半導体デバイスを院試範囲とする大学で頻出となっています。東大、阪大、東北大、九大、北大、農工大など多くの大学が対象になります。 一般的に電流は、電荷量\(e\),電荷密度\(n\),速度\(v\),面積\(S\)を用いて、I=envSと...
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【PN接合】拡散電位(ビルトインポテンシャル)の導出

P型半導体、N型半導体をPN接合したときの拡散電位の導出を問題形式で行っています。試験でよく出てくる頻出問題ですので、本問で理解を深めましょう。
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