が成立するとき、
(1)任意の
(2)(1)のとき、n変数閾値関数の双対関数と閾値Tの関係を求めよ。
(3)単調増大かつ自己双対である3変数論理関数を示せ。
(4)単調増大かつ自己反双対であるn変数論理関数を示せ。
本記事で覚えたいこと
- 閾値関数は、1を取る変数の数が一定個数(T)以上のとき、必ず1を取る。
- 逆に、1を取る変数の数が一定個数未満のとき、必ず0を取る。
- 自己双対(関数の否定)を取ると、n-T個以下のとき、必ず0を取るようになる。

3.のように、関数の否定を取ると、閾値が変化する点に注目です。
上記の事実は、(1)(2)を解くうえで使います。(3)(4)は、自己双対関数の記事で扱ったように、真理値用を記載していくことで解決できます。
解答例
(1)(2)n変数閾値関数の双対関数
変数
これの双対関数が1を取るとき、下記の式が成立する。
このとき、
なので、
が成立する。
(5)式を整理すると
よって、
(3)単調増大かつ自己双対の3変数論理関数

自己双対関数の性質により、真理値表の上半分が決定すると、下半分は、上半分の出力にNOTを取った値が出力される。
単調増大のとき、

以上より、3変数多数決関数が題意を満たすので、求める論理式は
(4)単調増大かつ自己反双対のn変数論理関数
題意が成立するとき、以下の関係が成立する。
全ての変数が0である場合と1である場合で値が等しい。また、一部の変数が1である場合も同じ値を取らなければならない。
このことから、題意を満たす論理関数は、0値関数か1値関数の2通りのみになる。
最後に
問題によっては、
参考文献
スイッチング回路理論:当麻 喜弘 (著)