情報 【順序回路】Dフリップフロップを用いたカウンタの設計 カウンタとは クロック(処理周期)のたびに、0→1→2→3→4、または4→3→2→1と数値を逐次加算/減算していく回路です。 前者はアップカウンタ。後者はダウンカウンタ(タイマ)と呼ばれています。 ストップウォッチ、制御装置など、あらゆる産業機器で使用されています。 2024.08.30 情報
情報 【論理関数】積和標準形、最簡形、和積標準形の求め方 積和系とは 論理関数\(f(x_{0},x_{1},x_{2}, \cdots, x_{n})\)について \begin{aligned}f(x_{0},x_{1},x_{2}, \cdots, x_{n})=x_{0}x_{1}+x_{1}x_{2}+x_{n-1}x_{n}\end{aligned}など、積項の和として表示したものを言います。 2024.08.27 情報
情報 クワインマクラスキー法(QM法)の使い方と論理式の簡単化 クワインマクラスキー法(QM法)とは 論理関数を簡単化する方法の一つです。 出力1を与える論理変数\(x_{0},x_{1},x_{2},x_{3}\)の組み合わせのうち、一変数だけ数値が異なる組み合わせをマージを繰り返し、簡単化していきます。 2024.08.24 情報
情報 NANDのみ,NORのみを使用した論理回路の作成問題 論理関数を論理回路で表す問題は、様々な大学の院試での頻出分野となります。 NANDのみ、NORのみの使用で表記を求められることが多いです。 本記事では、解法の定石をまとめました。問題形式で学べますので、是非知識のチェックに役立てて下されば幸いです。 2024.08.21 情報
情報 パイプライン処理の内容と計算問題 パイプライン処理とは ある命令を実行するために必要な処理を分割し、連続的に処理することを言います。 各命令同じ処理を同じ順序で行うことから、同一サイクル(周期)で処理が被らないように1サイクルずつ後追いで命令を実行していきます。 2024.08.18 情報
制御工学 【制御工学】位相進み補償の考え方、原理と例題 位相進み補償とは ゲイン交差周波数付近の位相を進めて、位相余裕を増やすことを言います。 実際、制御設計を進めていると、与えられた伝達関数の位相余裕がイマイチである場合があります。 少しでも外乱を受けると、位相が-180度以上になりたちまち発散します。 こういった事象を防ぐため、システムにある程度の位相余裕を持たせる必要があります。 2024.08.15 制御工学
通信 無限等比級数を利用した電磁波の透過反射問題 解法の方針として、過去の記事で紹介したように、境界条件を用います 入射波、反射波、透過波の関係を電場、磁場それぞれ=で結び、式を連立します。 その後、未知数を消去していき、問で求められている式まで計算して答えを求めます。(解答例1) ただ、実際にやってみると計算が非常に煩雑になります。 そこで、本記事では、無限等比級数を用いて解く方法も紹介します。(解答例2) 2024.08.13 通信
大阪公立大 【大阪公立大学院】工学研究科 電気電子系 院試(電磁気学、電気回路)対策 電磁気学、電気回路の科目内容 電磁気学は、電場、磁場、電磁場の3題から出題されます。 電磁場については、出題されない年があります。 電気回路は、フェーザ回路、2端子対回路、三相交流、過渡現象から出題されます。 本記事では、電気電子システム工... 2024.08.11 大阪公立大
大阪公立大 【大阪公立大学院】工学研究科 電気電子系 院試(数学)対策 難しい順に、線形代数>解析学>微分方程式>複素関数と考えています。実は、最後の大問から解いていく方が点数を確保できるかもしれません。複素関数は、得点源です。経路内の孤立特異点を求めて、積分定理に当てはめる問題が非常に多いです。他の大問と比較してワンパターンで、これだけは是非確保したいです。 2024.08.09 大阪公立大
電子回路 A級/B級/C級 電力増幅器(電力増幅回路)の性質 電力増幅器(回路)とは その名の通り、小さな信号を大きくする目的で使用するものです。 家庭で使用する増幅器で代表的なものは、受信アンテナです。基地局から受信した信号を増幅し、処理を行います。 この場合、受信する電力のオーダーが小さいため、入力電力に対する出力電力の利得のみを考えれば良いです。 2024.08.07 電子回路