2025-10

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電磁気学

プラズマの誘電率、分散関係の導出問題

プラズマとは気体を構成する原子中の電子が電離した状態を言います。よく、物質の第四の状態と呼ばれることがあります。高温になると電離が顕著になるため、このような言われ方をしています。この性質を応用し、気体放電、核融合発電、MHDエネルギー変換とイオン推進器など、様々な工学分野で本知見が用いられています。
通信

無限個存在する凸レンズに入射する光線の逸脱条件

凸レンズとは中心が厚く、ある一点(焦点)に光を集める性質のある透明体を言います。中心部分ではほぼ平面に近く、光は殆ど曲がらないですが、端部では斜面になっているため、入射光は焦点へ屈折します。
電磁気学

静電場、静磁場の向きに応じた荷電粒子の運動方向のまとめ

問題y方向の電場$E_{o}>0$、z方向の磁場$B_{o}>0$が直交している系を考える。初速度$(v_{xo},v_{yo},0)$で原点を出発した電荷$q$の荷電粒子の軌道を図示せよ。問1 $q>0,v_{xo}=0,v_{yo}<0...
電磁気学

原子核に対する荷電粒子の運動と角運動量保存則。衝突パラメータ

角運動量保存則外部からトルクが作用しない系において、角運動量は時間変化しません。これを角運動量保存則と言います。宇宙空間による惑星運動や、本問のような粒子間にクーロン力がかかる系などで本法則は成立します。本問の類題が実際に阪大の院試(電磁理論)にて出題されたことがありました。
量子・電子物性

X線のブラッグ反射とコンプトン散乱の性質と導出問題

問題問1:図1のように、波長$\lambda$のX線が結晶面に対し角度$\theta$で入射する系を考える。結晶面の間隔を$d$とするとき、強い反射波の得られる条件を求めよ。問2:図2のように、エネルギー$E_{o}$のX線が静止している電...
量子・電子物性

デュロン・プティの法則と温度に対する格子比熱の依存性

今までの比熱の式は、指数関数の累乗で表されており、難解なものでした。一方で、高温環境下ではモル分子とボルツマン係数の積で表されることが分かります。これをデュロン・プティの法則と言います。
電気回路

単相インバータ回路の動作概要とひずみ率の計算問題

単相インバータ回路とはインバータにより回路の導通状態を切り替え、直流入力電圧の正負の向きを切り替える回路を言います。ハーフブリッジ型、フルブリッジ型2種類あり、本問ではフルブリッジ型を扱っています
情報

【数値解析】台形積分の性質と誤差の説明と例題

台形積分とは数値積分において、積分区間を台形で分割し、近似して和を取る方法です。計算機(コンピュータ)を用いて積分する際、よく用いられる方法です。
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