電磁気学 【電磁気学】ラプラス方程式を利用した電位の計算問題 電位の空間的な分布と電荷の分布を表しています。解答に際してpn接合半導体でも同じでしたが、変数分離法を用いて微分方程式を解くことに帰着します。例えば、(1)式はラプラシアンΔが含まれているため、2階微分項になっています。このため、2回積分をすると電位が求まり、1回だけの積分でも¥(E=-gradV¥)より、電場が求まります。 2025.02.13 電磁気学
電磁気学 電位係数、容量係数の説明と静電遮蔽の原理 電位係数とは導体間の電位の相互作用を表しています。例えば、n個の導体があり、そのうちの1番目の導体に電荷Q1を与えたとします。(他の導体2~n)の電荷は0。)このとき、導体1から発生する電場により導体nで発生する電位をpn1とし、これを電位係数と呼びます。 2025.02.07 電磁気学
電磁気学 ポインティングベクトルによるエネルギーの流れの考察問題まとめ ポインティングベクトルとは題名から察するかもしれませんが、電磁エネルギーの流れを示すベクトルになります。基本的に、ポインティングベクトルの流れを考える問題で、目新しい系はあまり出てきません。同軸ケーブル(円柱)か、コンデンサで問われることが多いです。 2025.02.05 電磁気学
電磁気学 【クーロンの法則】穴の開いた平板から発生する電場の計算問題 クーロンの法則とは電荷同士にかかる力の量を示す関係式を言います。点電荷のような離散的な物体でなくとも、σdSなる連続した電荷密度を持つ物体から一部を切り出した場合でも上式は成立します。 2025.02.03 電磁気学
電磁気学 【電磁気学】正対する点電荷の等電位面の計算問題 等電位面とは等電位になる線を様々な電位において図示した集合を言います。電位は、電場の線積分によって増減していきます。ということは、電場に対し垂直になる成分は電位が変化しない=等電位であることが分かります。理論上、様々な点において電場の成分が求まれば、それぞれの垂直(内積0)の成分を計算し、隣り合う点とつなぎ合わせることで等電位面が求まります。 2025.01.31 電磁気学
電磁気学 遠隔作用と近接作用の違い。説明と例題 遠隔作用と近接作用の違い下記、覚えましょう。2つの物体における相互作用が場を介さずに直接作用し合う(遠隔作用)場を介して間接的に作用し合う(近接作用) 2025.01.29 電磁気学
電磁気学 同心球殻導体の電気抵抗の計算問題。静電容量との関係 電磁気学における電気抵抗高校物理でも出てくることがありますが、下記の式で表されます。(1)R=lσS電気回路では、Rだけ与えられて解くことが多いですが、電磁気学では上式の右辺のように分解して考えます。 2025.01.27 電磁気学
電磁気学 平板コンデンサにおけるガウスの法則の使い方 ガウスの法則の意味閉曲面Sを貫く電気力線の総数が、Sの内部に存在する全電荷量をεoで割ったものに等しいことを示しています。電気力線は電場Eに言い換えることができますので、結局下記の式になります。・(2)∫SE・dS=1εo∫VρdV 2025.01.24 電磁気学
電磁気学 仮想変位を用いた静電エネルギーの変化。媒質間にかかる力の算出 仮想変位とはある系において、物質をほんの少しΔx移動させることを言います。微小の変位を考える理由として、力のかかり方が変化前と変化後で一定とみなすことができるからです。 2025.01.22 電磁気学
電磁気学 円筒導体の対地静電容量、インダクタンスの計算問題 対地静電容量について円筒導体が電荷を帯びている時、電場が発生します。電場が発生すると、電位が小さい箇所に向かって流れるため、電位0のアースに向かって流れます。このような物理現象により、円筒導体と接地極には静電容量が発生している解釈ができます。 2025.01.20 電磁気学