電子

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電子回路

電流帰還バイアス回路と結合コンデンサ、バイパスコンデンサの役割

\(C_{E}\)は、バイパスコンデンサと言います。\(R_{E}\)と並列に接地します。電圧利得を大きくする役割があります。 (1)により、エミッタ下端に抵抗\(R_{E}\)を設定すると外乱に対して安定であることが分かりました。 しかし、良いことだけではありません。電圧利得が低下してしまう課題があります。
電子回路

エミッタ接地交流増幅回路の周波数特性、電圧利得

電子回路にトランジスタを設定したときの増幅特性を考えていきます。特にエミッタ接地型の回路は他の接地方式と比較して院試でよく出てきます。 微小信号等価回路を示し、入力電圧と出力電圧の比を回路方程式を立てて示していけば良いですが、コンデンサのリアクタンスは周波数によって変わります。 よって、周波数帯域によって、実際の回路構成、回路方程式も変わります。
電子回路

【MOSFET】RC増幅回路の利得、周波数特性

\(\omega=0\)のとき、分母の\(\omega_{2}\)に関わる項が発散し、∞になります。分子は有限な値なので、利得は0になります。 ここから\(\omega\)を大きくしていくと、やがて\(omega_{2}\)の項が有限な値になります。すると、利得も0より大きい値となるため、上昇傾向になることがわかります。
半導体デバイス

ドリフト電流、拡散電流とアインシュタインの関係式

図1は平衡状態にある半導体pn接合のエネルギーバンド図を示している。\(x\)軸は接合界面に垂直であり、伝導帯底および価電子帯頂上における電子のエネルギーはそれぞれ\(E_{c}(x),E_{v}(x)\)で表される。半導体の禁制帯幅\(E...
半導体デバイス

半導体の有効状態密度の導出と伝導帯電子の平均エネルギー

式(1)を改めて見てみると、\(N_{c}\)に\(\exp\left(-\dfrac{E_{c}-E_{F}}{kT}\right)\)をかけています。要は、式(1)を毎回積分して電子密度を求めるわけでなく、有効状態密度に伝導帯の底のエネルギー\(E_{c}\)をexp項に使用することで、手計算で簡単に求められる。と言うわけですね。
電子

【古典制御】2次遅れ要素と伝達関数の推測

問題 (1)下記のRLC直列回路をラプラス変換し、入力電圧\(V_{i}(s)\)と出力電圧\(V_{o}(s)\)の比の伝達関数\(G(s)\)を求めよ。また、減衰率\(\zeta\)、固有周波数\(\omega_{n}\)を回路定数\(...
電子

ラウス・フルビッツの安定判別法の例題

開ループ伝達関数\(G\left( s\right) =\dfrac{1}{2s^{4}+s^{3}+3s^{2}+5s+9}\)が安定であるか、以下の安定判別法それぞれを用いて示せ。(1)ラウスの安定判別法(2)フルビッツの安定判別法 自...
電子

【現代制御】電気回路と状態方程式の算出。状態フィードバックによる極配置

本問は、現代制御を院試範囲とする大学でよく出題されます。具体的には、九大、広島大で類題が出題されたことがあります。 古典制御は入力-出力の関係が一対一になっているのでイメージがつきやすいですが、現代制御については、本問のように複数の入出力で成り立っています。 関係式を一つ一つ紐解いていき、状態方程式にする作業が非常に重要になります。
電子

伝達関数の簡単化とボード線図の読み方

伝達関数の分母分子に注目します。 括弧内を\(1+As\)形にして、周波数領域\(1+Aj\omega \)に変換します。 ωを大きくしていき、\(A\omega=1\)になったとき、分子ならば\(+20dB/dec\)、分母ならば\(-20dB/dec\)傾きを変化させます。
電子

微分方程式からの伝達関数の算出と外乱による定常偏差

次の方程式により表現される制御系を考える。ただし、この制御系のブロック図は図1に与えられるものとする。 \begin{cases}e\left( t\right) =t\left( t\right) -y\left( t\right) \\...
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